7月18日の夢(レストラン)

 大きな通りの舗道を、用を足せる場所を探してうろうろしている。電柱や何かの物陰に隠れてできないかと思うものの、車や人の往来が激しくて無理だ。その間に、前を楽しそうに笑いさざめきながら行く女性たちは、ぼくからどんどん遠ざかっていく。
 あきらめて見知らぬ男性とレストランに入り、テーブルにつく。ぼくと男性はリトルマガジンを作っているのだ。それを一冊150円で隣のテーブルの男性たちに売りつけようとする。そこへウェイターが料理のトレイを持って現れる。ぼくと男性はそれぞれ二品頼んだのだが、一品を各自二つずつ頼んだらしい。そのためテーブルの上が八つの料理でいっぱいになる。不器用なぼくは、料理の皿から出た液体で、雑誌の表紙を濡らしてしまった。男性は隣の男性たちに「あーあ、しょうがないな。お前たち、こいつを一冊150円で買え」と、さらに強要する。そして、「まずは俺が買うか」と言って、テーブルにコインを置く。しかたがない。ぼくも自分で買おうと思って、小銭入れをポケットから出す。たっぷりコインが入っている手触りがしたのに、開けてみると中から出てきたのは英単語カードのようなものばかりで、小銭は1枚もない。

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