8月21日の夢(屋敷迷路)

 大きなお屋敷に滞在している。便意を催し、上品な和服姿の女主人にトイレへ案内してもらう。そこは畳敷きの普通の和室で、周囲から丸見えである。とにかく用便をすませ、拭こうとすると紙がない。そばに落ちている紙には誰かの精液がついており、不潔でとても使えない。女主人を呼ぶと、数枚の和紙を用意してくれた。有難いが、あまりに少なくて不安だ。おまけに拭うと、大量の軟便が付着する。うわー。とても拭ききれないぞ。終わって手を洗おうとするが、案内された手洗い場には石鹸もない。
 そこから一人で元の部屋に戻ろうとするが、迷ってしまった。男の学生が二人で話し合っている部屋へ入り込んでしまったり、美しい日本庭園へ出てしまったり、気がつくと港のドックだったり・・・。「この家は二つ玄関があるから分かりにくいのよね」と女性たちに冷笑されてしまう。
 ようやく元の玄関に案内され、外へ出ようとするが、今は真冬なのに着てきたはずのコートがない。不思議なデザインのコートを借り、タクシーに乗るが、どこかで無意識に降りてしまったらしく、街の中を道に迷う。さんざん歩いたあげく、気がつくと元の屋敷に戻ってしまっている。なんとかして帰ろうと思うが、またもやどうしても玄関が見つからない。

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