11月19日の夢(詩集賞)

 ぼくは現代詩人会の詩集賞担当理事だ。けれど、この日ぼくは用事があり、選考委員会に遠くから遅刻して駆けつけることになった。途中には深い亀裂のようなものが道にできていて、その両側に手すりがついている。手すりを潜り抜けて、亀裂をなんとか飛び越え、選考会の会場に駆けつける。
 会場の喫茶店ではH氏賞と現代詩人賞の2つの選考会が開かれているが、ちょうど休憩中で、誰が選考委員長なのか分からない。そのうち、現代詩人賞の方は長老詩人のK氏が委員長であることがわかったが、いつのまにか選考が終わってしまい、その選考経過を教えてもらえない。選考経過を発表しなければならないぼくは途方に暮れる。

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