5月2日の夢(漫画家の家)

 友人の漫画家Nさんの家へ行く。初めてなので、勝手が分からず、最初の部屋で迷ってしまう。壁の向こうからNさんや助っ人さんたちの話す声が聞こえている。
 やっと次の部屋へ行くと、大勢の来客がいて、多くは男性だ。まずNさんに挨拶に行こうとすると、男性の一人が「いや、今ゲームの最中だから、自然な感じで中に混じっていればいい。あとで挨拶すればいいよ」と言い、一枚のタオルを渡される。見ると、男性たちはみんな、タオルを折りたたんで床に敷き、それに乗ってソリのように床をすべっている。そうやって、ゴールに一番に着いた者が勝利者になるらしい。ぼくも一応そのゲームに参加しながら、物珍しげに部屋の中を眺める。部屋の左右の端に何台かベッドが並んでいる。きっとどちらかが助っ人さんたちの仮眠場所なのだろう。
 気がつくと、みんなゴールの部屋に入ってしまい、中から楽しげな笑い声が聞こえる。ぼくだけが一人、部屋の外に取り残されてしまった。

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