7月25日の夢(面接会場)

 知人の女性が面接試験を受けるというので、ついていった。面接会場は六本木だ。六本木駅は緑に囲まれた、のどかな田園の中にひっそりとある。会場のビルの面接待合室に彼女を残し、ぼくは別室へ行って弁当を食べる。白いズボンの上に食べ物が落ち、汚してしまった。待合室に戻ろうとして立ち上がり、ふと気づくとぼくは真夏なのにきちんとスーツの上着を着てネクタイを締め、手に別の上衣を二着も持っている。慌てて、二着の上衣をカバンに押し込もうとする。
 トイレへ入るが、スリッパがない。もう一度廊下に戻ると、山のようにスリッパが積んである。その中から一つを取り、トイレの一番端の便器を選んで用足しをする。まるで高圧洗浄のように、勢いよくおしっこが出る。あまりの勢いにビルの窓から、執務中のビルの男性におしっこがかかってしまいそうだ。もう少し右へ向けようとするが、方向が変わらない。しかたなく、手を出して、おしっこを遮る。
 面接待合室に戻る途中、女性社員が2人話しながら通りかかる。「こないだはこっち系、今日はあっち系のばりばりの社員の面接らしいわよ」と言っている。早く知人のところに戻らないといけないと焦る。

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