7月15日の夢(兵士に志願)

 大学の研究室の訪問を終えて、廊下に出る。二階から一階にかけての廊下と階段は、壁際にスチール棚がびっしりと置いてある。そこには乱雑に貴重なCDやビデオカセットが所狭しと並んでいる。いずれ改めて、欲しいものを借りに来たいなと思う。一階には製本される前の校正刷りも何冊かある。これは貴重な資料だ。
 波打ち際に出る。海の深い青が美しい。志願兵の受付が終わろうとしているところだ。十八世紀ぐらいのヨーロッパの髭を生やした若者たちが七~八名整列している。担当者が「午前中は一歳年上の志願兵を受け付けたので、皆さんは午後からの受付になります」と言う。ぼくは彼に左手を敬礼するように挙げて、「志願兵です」と申告する。だが、肩がしびれて、左手は肩の高さまでしか上がらない。

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