12月18日の夢(ハワイ合宿)

 グループでハワイ合宿に行く。大学のサークルかもしれない。全員知らない人たちだ。狭い宿泊施設の一部屋を借りているが、その内の何人かが「外で寝よう」と言い出し、ぼくも外で寝ることになってしまった。地面に布団や板を敷いて、てんでにおしゃべりする内、あっという間に朝が来て、ぼくは一睡もできなかった。
 朝食を食べに行くことになるが、ぼくはどうしても靴が見つからない。寝ていた場所や他の人の持ち物なども徹底的に調べてみるが見当たらない。仲間たちはぼくの手助けをするふりをするが、少しも気にかけている様子はなく、ぼくを置いて、さっさと朝食に出てしまった。ぼくは靴を探して宿泊施設の中に入る。二階にはもっと大きな部屋がいくつかあり、宗教団体なのだろうか、整然とリーダーの指揮に従うグループが宿泊している。
 ぼくは建物を出て、丘を登る。その向こうには小さな円形の港があった。駅前のロータリーぐらいの小さな港だ。ぼくの足元のほんの僅かな部分が扇型のビーチになっている。ハワイのビーチとはこんなに小さなものだったちのか。対岸に川というより、田んぼの中の用水路のようなものが港に流れ込んでいる。そこからハワイの艦隊がそれぞれに旗を立てて港に行進してくる。一斉に人々が拍手するが、ボートに一本マストの小さな貧弱な船ばかりだ。港を一周して、ぼくのそばへ来る。船には一頭ずつ雌ライオンが乗っていて、後足で立ち上がり、ウォーっと前足でぼくらにハイタッチする。前にいる二人の女性たちは「手をグーの形にしてハイタッチしてくれるのよ」と大喜びだが、ぼくは引っかかれそうな気がして、一歩下がる。

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