6月21日の夢(入り口の小部屋)

 会社のオフィスの入り口に、要人の私邸の警備小屋のような、小さなボックスがある。ぼくはその中に、アルミの枠でできた洋服ダンスの骨組みみたいなものを懸命に押し込めようとするが、どうしても僅かに入りきらない。テレビのヴァラエティ番組で、お家ごっこをしてここに人を招き、その人に「狭いじゃないか!」と言わせて、笑いをとろうとしているのだ。奥行きが足らずにはみ出したものの、間口はうまく収まったので、ぼくはその出来栄えに満足し、オフィスの中に戻る。オフィスの中のぼくの歩く通路と、みんなのいるスペースとの間は、天井近くまである衝立によって遮られている。

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