3月22日の夢(出っ歯のジューサー人形)

 くるみ割り人形のような出っ歯の男のかっこうをした機械がある。その出っ歯の部分をバカッと開けて、中に野菜と卵と大きな豆のようなものを詰め込み、頭を押さえるとガーッと音がして、出っ歯が回転し、朝食用のジュースが出来上がるはず。ところが、沢山中身を詰め込みすぎたため、開けても殆どが元のままの形をしたままで、しかもあふれてこぼれてしまう。しかたなく、また頭を押さえてガーッとやる。そうすると、中身が回転している間、男の大きな目玉が回って白黒するのが面白い。これは機械だと分かってはいるのだが、男の口の中で唾がいっぱい出て、それがジュースになるような気がして、どうも気持ちが悪い。
 朝食を終わり、出勤のため駅に行く。なぜかまだ夜が全く明けておらず、真っ暗だ。その夜空をたくさんの光の点が移動していく。中にはかなり大きな光もある。UFOだろうか。それが見えなくなると、突然いつもの朝の空になった。
 会社に新入社員の男がいる。その男が変な企画書を書いた。こんなもの捨ててしまおうと思うが、とりあえず先輩にも見せようかと、男の書類棚をごそごそ探すが、どうしても見つからない。
 夕方、誰か女性と二人、並べた椅子を納屋の壁にもたせかけて、夕日の沈むのを見ている。地平線には二つの夕日が沈んでいくのが見え、その夕日にはぼくと女性のシルエットが映りこんでいる。納屋の壁は振動しているのか、定期的にぼくの背中を押すようにするのが感じられる。

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