7月21日の夢(退職の日)

 今日はぼくが会社を退職する日だ。そのための最後の会議が経団連会館を借りて行われる。この会場を選んだことへの儀礼なのか、経団連会長も出席して、挨拶をしてくれた。皆にぼくが別れを告げ、辞去しようとすると、会長がぼくに近づき女性もののコートのようなものを手渡す。今度はこれをぼくにデザインしてほしいというのだ。ぼくは礼を言って受け取り、まずはトイレを探す。だが、建物は工事中で作業員たちであふれ、そのフロアのトイレは壁がなく、全部外から見えてしまう。階下に降りたいが、エレベーターも見当たらない。ぼくは辞去したばかりの会社に戻り、社長に小さな声で「ただいま」と言う。そして「経団連の会長にこのコートを貰ったが、ぼくには一人で独立してコートをデザインする自信がない。会社でやってもらえないだろうか」と頼み込む。

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