8月3日の夢(父の小言)

 ぼくはホテルで子供たちを預かっていて、今日は徹夜だ。とても忙しいが、一度実家に戻ってそのことを報告しようと思う。実家は広大な白亜のマンションで、曲がりくねった長い廊下を歩いて行かねばならない。玄関を開けて、立ったまま母や祖母に、預かっている子供たちの番号札を輪ゴム留めしたものを見せていると、思いがけなく中から白い服を着た父が出て来た。母や祖母よりも背丈が低い。番号札を見せると、父は相変わらず口うるさく、「これらの子供たちをちゃんと風呂に入れなくてはいけない」とぼくを叱責する。ぼくはうんざりしながら、「ホテルでちゃんと風呂に入れていますよ」と答える。

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