11月7日の夢(光華という元号)

 耳元で「おーい」と女性の声で呼ばれて、夜中の3時半に目覚める。もちろん部屋には誰もいない。トイレに行き、再び眠ったあとに次の夢が始まった。
 ぼくは砦でありオフィスでもある場所に沢山の仲間たちといる。前回の夢のスタジアム型オフィスと同じ場所かもしれない。ぼくらは敵と対決中だが、いろいろなものが足りない。それらを手に入れるためには、ここを出て、バスに乗って遠くまで探索に行かなくてはならない。
 ぼくはまず、何十年も帰っていない故郷の名古屋に、「先生」と呼ばれる男と何かを探しに行く。久しぶりに見る夜の名古屋はコンクリートの道路と建物の濃い影ばかりの街で、人影は全くない。ぼくは先生と共に懐かしいが不気味でもある街を、元の実家の方に歩いていく。
 次に、ぼくは志願して一人で、清瀬か所沢にある大切なものを手に入れるため、バスと西武鉄道を乗り継いで出発する。現地に行くと、一人の女性がいて、ぼくに「それ」を渡してくれる。砦に戻って「それ」を開けてみると、それは「光華」という昔使われた元号だった。だが、天皇制に反対する仲間たちはぼくの行為を利敵行為だとして糾弾する。そして組織は二手に分かれて一触即発になる。

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