7月26日の夢(女魔法使い)

 会社から帰宅しようとして、電車を乗り間違え、降りてみたら、そこは中野駅だった。もう一度、電車で新宿に戻ろうかと思ったが、もう8時10分前で、帰宅が遅くなってしまう。駅前でタクシーをひろおうと思う。
 道路のこちら側では空車がつかまらないので、反対側へ渡り、ちょうど走ってきたタクシーをつかまえる。だが、タクシーだと思ったのは女魔法使いだった。魔法使いはぼくを抱いて、魔法の力で家までひとっ飛びしてくれるという。喜んで魔法使いに抱かれると、ぼくの体が空中にふわりと浮かんだ。目をつむって心地よい飛行の揺れに身を任せる。そろそろ着いたかなと思って、目をあけてみる。魔法使いは泣きそうな声で「全然飛べてない。まだ私たちは世田谷区にいるの」と言う。

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