8月9日の夢(新しい父親)

 母親に新しい夫ができた。小男で不細工で、タバコをのみ、暴力的な感じ。だが、そんな夫に、食事のとき母親は贈り物をする(何だったかは忘れてしまった)。そして、ついでのように、ぼくにも贈り物をくれる。開けてみると、それは喫煙セットだった。ぼくはタバコをのまないので、そんなものを貰っても役に立たない。ぼくは母親の夫に「お父さん。一つどう?」と言って、タバコを勧める。彼は「ふん。俺はこういうものはあまり好きじゃないんだが」と言いながら、一つ抜き取り、さらにパイプとか、セットの中の重要な物は全部自分のものにしてしまう。これではこのセットはもう使えなくなったも同然だ。
 カレーライスのテイクアウトを頼む。イギリス人のハンサムな青年が届けてくれた。食べようとすると、彼は大量の唾をとばして、ぼくに食べ方のマナーを教える。とても礼儀正しい青年なのに、その男の唾がぼくのカレーに沢山かかってしまった。ぼくはしかたなく、一口だけカレーを食べるが、あとは全部残してしまう。すると、かたわらにいた妻と青年は一緒に食卓を片付け出した。ぼくは急に惜しくなって、慌ててデザートに沢山盛られた甘いケーキのうち、一つをとって食べる。

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