8月10日の夢(海外ツアー)

 海外ツアーの企画をする。ツアーのPRビデオが出来てきたので、見てみると、殿山泰司が実にいい味の演技をしている。
 実際に添乗員として同行する。前回のツアーと殆ど同じメンバーが参加しており、意外なほど沢山の人が参加している。別室から長老詩人Y氏の声が聞こえてくるので、姿は見えないものの、彼も参加しているのだと分かる。しかし、ホテルに到着したのに、ちっとも食事が出てこない。
 参加者たちがぼくに「ここへ来る途中、三人だけで電話会議をしただろう」と、ぼくを詰問する。そういえば、さっき一つの部屋で三台の電話機を囲み、二人の男と電話で会談をしたのだった。「いやいや、三人というのはたまたまで、偶然ですよ」と、ぼくは弁明する。
 トイレに行きたくなる。ぼくらはいくつかのホテルの部屋を借り切っているが、みんなのいる部屋と部屋の間に、誰もいない暗い部屋があって、そこが確かトイレのはずだったと思い、ドアを開ける。そこは可動式の壁で囲まれた、四角ではないちょっと変な形の部屋。可動式の壁の向こうは明るい部屋で、みんなのいる気配がするが、その部屋だけは薄暗く、誰もいない。角のところの床に、小さな四角い窪みがあって、そこにおしっこをしていいのだ。

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