9月18日の夢(ボールと魚を干す)

 名古屋の実家の手前の道路の真ん中に物干しが立っている。そこに拾った泥だらけのボールと魚とを吊す。物干しにはガスバーナーが二つついている。凍結防止用らしい。そのバーナーが炎を上げているところに、洗濯ばさみでボールと魚を留めていったん離れるが、これでは炎で洗濯ばさみが熔けてしまうだろうと思い直して、戻ってみる。案の定、洗濯ばさみは熔けてボールも魚も路上に落ちている。
 どうせなら、ちゃんと洗ってきれいにしてやろうと、ドロドロのボールを水道の水で洗う。真っ黒な泥といっしょに太いミミズも出てくる。魚を洗うと、生きたサンマが出てくる。どうしてこんなところにサンマがいるのかと驚く。
 再び物干しにボールと魚と笹の枝を干す。しかし、これでは道路をふさいで邪魔になる。実際、自転車の男が脇を通り過ぎようとして、笹に頭が引っかかって迷惑そうな顔をする。そうだ。物干しを90度回転させて、道路脇に片づければよいのだ。早速、そうする。その様子を、近くの住人らしい男と小学校低学年の女の子が見ている。男は女の子に「これで迷惑じゃないかい? 自分の権利もちゃんと主張しなくちゃ駄目だよ」と言うが、女の子は黙って首を横に振る。
 もう夕方だ。家に戻ることにする。こんなに遅くなったことを、妻に弁解しなくてはと思う。見ると、家の前に広い空き地が広がっている。どうやらここに新しいマンションが建つらしい。ぼくは「らーら。らららら。らーららー・・・」と鼻歌を歌いながら、自宅の玄関を開ける。(目覚めて、その歌は「LOVEは世界の言葉・・・」という古いポップスだということが分かりました)

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