11月5日の夢(合宿)

 目覚めると、何かの合宿で、何人かが並んで雑魚寝している。この何人かが今回のメインゲストで、ぼくもその一人だ。右隣は先輩詩人のA氏で、すぐに挨拶をする。左隣は初対面の関西の詩人T氏。挨拶しようとしたが、気後れしてしまい、しそこねてしまった。その隣は唯一の女性詩人Mさんだ。みんなは彼女と親しいらしく、気軽に呼び捨てにしている。右手から自動人形師のムットーニ氏が現れたので、「対談の日を決めてよ」と言う(「詩と思想」誌で実際に対談の約束をしている)。彼が12月下旬のある日を指定したので、喜んで自分の手帖に書き込もうとするが、ぼくの手帖は赤のボールペンで真っ赤にスケジュールが書き込んであり、そこに新たに対談の日時を書き込んでも全く目立たない。
 合宿しているみんなと船に乗る。丸木舟をただ大きくしたような船で、前向きに沢山の椅子が並んでいる。こないだ亡くなった長老詩人のS氏が船首に立って演説を始めた。いつのまにかほぼ全員が着席して、彼の話を傾聴している。ぼくは座る席がないので、しかたなく立ったまま聞いている。船は川を素晴らしいスピードで進んでいく。

カテゴリー: パーマリンク