今日は東フィルのニューイヤーコンサートで中村紘子先生がチャイコの一番を弾くというので、サントリーホールに取材に行ってきました。後半ではドボルザークの「新世界より」もやるという人気プロのため、席は完売。補助椅子で聴いたのですが、これは聴き応えがありましたねー。紘子先生には昨年、ぼくの夢にも出演していただいたのですが、その紘子先生と楽屋で二人きりでお話しをちゃうという、まさに夢のような取材でした。
(夢ここから)
明日の朝9時から都内で取材があるので、相棒と共に急遽都内のホテルに泊まり込むことになる。相棒というのは、豊かな顎髭を生やした外国人の男である。ホテルのバーで二人で飲んでいると、テレビでニュースをやっている。強盗に襲われて無一文になった男の話だ。「あっ、あれはうちの社長だ。また、無一文になっちゃったのかー」と、ぼくはみんなに言う。それから、ぼくは相棒に言葉をかけることなく、荷物をまとめてバーを出ようとする。そんな二人の様子にホテルのバーマンは当惑しながらも、丁寧な物腰でぼくに「足下に荷物をお忘れですよ」と注意をしてくれる。
予約した部屋を探す。エレベーターに乗り込もうとすると、ぼくの鼻先でドアが閉まってしまう。最後にドアの隙間からぼくを鋭く見ていた誰かの眼差しが妙に気になる。結局エレベーターには乗らず、歩いて部屋に向かう。部屋に入って、気がついた。このホテルは妙に値段が安いと思ったら、5人による相部屋なのだ。既に4つのベッドは男達でふさがっており、一番奥にある一番大型だが円形をした赤いベッドだけが空いている。同室の男達は「このお部屋がお気に召すかな?」と嘲笑的に言う。「なんでですか?」と、ぼくは平静を装う。男達はみんなタバコをもくもく吸っており、心臓の良くないぼくは煙が気になる。「ぼくは夜中に歯ぎしりをするんですよ」と、ぼくが言うと、男達は「この中の二人はいびきがすごいんだ」と応じる。こんな地獄のような場所で果たして眠れるだろうかと、ぼくはとても不安になる。
そういえば、今日ホテルに泊まることを妻にまだ知らせてなかったと気がつき、男達が全員いなくなった時間を見計らって携帯をかけるが、自宅と電話がつながったときにはまたみんな戻ってきていて、周囲がうるさい。自宅にはぼくら夫婦のほかに、もう一人の女性が娘といっしょに住んでいる。たまたま電話に出たのはその女性で、ぼくを娘と間違え、「あら、マーガレット(娘の名前)?」と言う。女の子と間違えるやつがあるかと、ぼくはぶすっとなって「違います」と答える。彼女は慌てて妻に電話を替わる。ぼくは妻に宿泊の事情を話すが、妻は「約束が違うじゃない!」と言って、怒り出す。ぼくは「だって、しょうがないじゃん」と言うが、夢の設定のあまりの馬鹿馬鹿しさに呆れて、目を覚ましてしまう。
(それから再び眠って見た夢)
ホテルの一階に銃砲店がある。そこへ何度も入ろうとして、思い直す。
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