5月28日の夢(アメニティセンター)

 市電に乗って、沢山の子どもたちと、巨大なアメニティ・センターのような場所へ遊びに行く。野球ゲームをするスポットがある。そこではプロの若い女性投手が投げるボールを、子どもたちや大人たちがまな板のようなもので打ち返す。しかし女投手の投げるボールが剛速球なので、ボールを打てずに、顔に当たったりして大変だ。センターの中に洋服売場がある。殆ど品物が売り切れた中で、一つだけ残っているウールのセーターをぼくは買いたくてしかたがない。頭からかぶって試着してみるが、大きすぎて手が出ないので、買うのをあきらめる。ガラス張りの部屋に詩人のM氏のような老人が入っていく。そこからはガラス越しに隣のホールでの講演を寝たまま聴くことができるのだ。
 そうこうしているうちに、帰りの市電に乗り遅れるのではないかと心配になる。「大人の方で16番の電車で来た方はお乗り下さい」という女声アナウンスがあり、見ると、ディズニーアニメの白雪姫か何かをかたどった市電がやってきたので、それに乗る。ぼくらを乗せて、市電は幼年時代の名古屋の街のような通りを疾走する。レールの両側に殆ど車道がないことに、違和感を覚える。

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