今日は恒例の「S研究会」でした。夢でも研究会をやっていました。
(夢ここから)
今日は研究会の日だ。初めて使う会場はどこかのレストランの二階。なんだか勝手が違う。メンバーは19人と聞いていたのに、部屋にはメンバーがぎっしり。おまけに知らない顔ばかりだ。ぼくの座るスペースすらないくらい。やっと講師席のスペースを見つけて座ると、そのぼくの後ろにもメンバーが座布団を敷いて座ってしまう。これでは困る。さらに壁際まで後退すると、そこは狭いが一段舞台のように床が高くなっている。ここなら安心だ。
改めて会場を見渡すと、亡くなったはずの大先輩の詩人、斉藤まもるさんがにこにこして座っている。「なぜか思潮社がいっしょに行くというので、今度中国へ行くんだよ」と上機嫌だ。しかし、講師のN氏が現れない。時間が来たので、とりあえず開会し、そのことを話すと、会場から二本手が上がり、「今Nさんは虫歯の治療中です。携帯電話の向こうから治療器具のガーガー言う音が聞こえました」と言う。そんなことをやっているうち、別の講師のO氏の巨体が目の前を通り過ぎた。ええっ、なんで彼がここに?と思う。
さあ、作品合評の開始だ。「では最初の人」と言おうとして、自分の手元の作品集を見ると、あまりに読み過ぎてページがくしゃくしゃになっていて、どこが一ページ目か分からない。慌てて一ページ目を探し当てるが、それはエッセーだ。エッセーなんか詩の研究会では取り上げられないから、飛ばすことにする。ところが次のページをめくると、そこは19ページだ。泡を食って隣の人に確認すると、どうやら全員の作品集が1ページの次に19ページが来ているらしい。そこで、その作品を書いた人に最初に自作朗読をしてもらうことにする。
作者は若い男性である。朗読の途中で突然、ギイーンとエレキギターの音が入る。どうやらエアギターらしい。しゃれたことをするな、と思う。続いて彼はぎりぎりっ、ぎりぎりっと歯ぎしりをする。そしてまた朗読に戻る。しかも、なぜか作品集に印刷してあるのとは全く違うテキストを読んで、さっさと着席してしまう。あっけにとられるが、習慣的に「はい。この作品はいかがでしょうか」と言ってしまう。前列とそのすぐ後ろの二人のメンバーが手を挙げる。一人は1歳か2歳の子供をだっこした若い母親だ。「では、赤ちゃん、いや、お子さんをだっこした方」と彼女を指名する。彼女ははきはきとこの作品を支持する発言をするが、肝心の作者はぼくの隣に座り込んで友人と私語をしている。うるさいから注意しようか、と思い、立ち上がる。一度立ち上がってしまうと、もうぼくの座るスペースがなくなっている。
(ここから別の夢)
会社にチョコレートケーキが送られてきた。社員みんなで分けて食べるのだが、手づかみで自分の分を取ると、皿に沢山取れてしまう。取ってしまったものはしかたがない。いざ食べようとすると、小さな羽虫がいっぱい飛んできて、ケーキにとまる。振り払っても、振り払っても虫がとまる。これでは生きた虫もいっしょに食べてしまいそうだ。
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