7月15日の夢(垂直の階段)

 デパートの階段を下りていく。一階から外へ出ようと思ったのだが、一階には出口が見あたらず、そのまま地下まで下りる。ここは地下二階なのだろうか。最後の階段は完全に垂直で、そのかわり真ん中より少し右のところに金属棒が設置してある。この棒を握りしめて、垂直の階段を下りろということらしい。
 下りたところは、広大なバイキングレストランだ。ハムとスクランブルエッグを混ぜた大皿など、おいしそうな料理がいっぱい並んでいるが、既に席は客でいっぱいである。ぼくは外へ出たいだけで、食事をしに来たわけではないので、そのまま足早にレストランを通り抜けようとする。と、突然変なじいさんがやってきて、ぼくの手に自分の手をそっと重ねるので、ぎょっとする。どうもホモのじいさんらしい。不快なので振り払うと、「あっ、失礼」と言う。さらに進むと、待望の出口だ。地下のはずなのに、ちゃんと地上に出ることができた。

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