11月4日の夢(昼休み)

 何年ぶりかで携帯を買い換えました。また機能を覚えるのが大変。
(11月4日の夢)
 いつも12時になると、すぐに昼食にするぼくなのに、今日は急ぎの仕事を片づけている。すると、若い後輩の男性社員が、ぼくのデスクにそっと茶碗や箸を並べてくれた。この会社では社内でこうして食事を頼むことができるのだ。それにしても、男性社員の行為はぼくへの好意以外の何物でもないだろう。意外にぼくは社員たちから慕われているのだと、嬉しく感じる。
 階下へ降りる。尿意を催して、トイレへ入る。ところが、昨日までトイレだった場所には壁も何もなく、床に四角い区切りが記してあるだけだ。でも、トイレなんだから、ここでしていいだろう。それにしても、目の前で若い女性社員が大声でしゃべっているのが気になる。おまけにトイレの左脇にテーブルがあって、誰かが皿の上にサンドイッチを置いたままだ。これにおしっこがかかってしまったら困るなと思うが、もう止まらない。すると、誰かが目の前にカーテンをさっと引いてくれた。これでぼくは女性社員らの目から隠された。よかった。やっぱり、ここはトイレだったんだ、と安心する。
 用を足した後、手を洗いに行くと、バスタブのようなものの中に女性社員たちが牛詰めになって、昼食をとっている。彼女たちの背後に水道の蛇口がある。手を洗い始めるときは、そこに手が届いたのだが、水を止めようとすると、手が届かない。「すみませんが、止めてください」と言うと、ぼくと蛇口の間にいた女性が「あっ、ごめんなさいね」と言う。
 トイレから自分のオフィスに戻ることにする。オフィスは岡の上にあり、そこまで75度ほどもある急斜面を登らなければならない。立木につかまらないと、とても登れない。若い頃はそんなことしなくても登れたのになあと思う。背後で少年たちがボール遊びをしている声がする。坂の途中にラグビーボールのようなものが落ちている。拾おうとすると、少年たちが遠くから「あーっ、触っちゃだめ!」と口々に叫ぶので、辛くも触りたいという欲望を抑える。
 岡の上に着き、腕時計を見る。もう1時を過ぎている。さっきの男性社員はお茶碗を置いてくれたが、ご飯まではよそってくれなかった。こんな時間でもご飯が残っているかなあと、不安になる。

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