二日分の夢

 またもや、さぼっていて二日分まとめてアップ。
(1月23日の夢)
 ある企業の中に入ろうとすると、身分を証明するものがないと入れなくなったと、受付の女性に言われる。自分が作成したばかりの「創」というタイトルの縦長の小冊子を出し、「これが身分証になるはず」と言うが、女性はダメだと言う。それなら、これは? この前はこれで通れましたよ」と言って、もっと大判の雑誌を出してみせるが、それもダメだと言う。
 東京の街の中をバスに乗って走っている。地面が白い砂でできていて、樹木は生えているのだが、まるで砂漠のオアシス都市のような場所がある。そういえば、こういう砂漠のような場所が、故郷の名古屋にもあったなあと思いながら、通り過ぎる。
 放送局のスタジオで音楽番組の収録があり、ぼくは観客として参加している。途中で、「何か外の音が入ってしまった」とスタッフが言って、かたわらの窓を開けると、なんとそこは駅である。こんな場所にスタジオがあれば、ノイズの入らない方がおかしい。なかなか収録が再開されないので、外へ出る。
 すると、そこは寮の中だ。ぼくは新入生なので、先輩に会うたびに誰何される。電話がかかってきたので出ると、男の声で「あの雑誌はいつ出るのか?」と言う。ぼくは「もうそれはやめて、ほかのを作っている」と答える。そして、ふと気づいて、「ぼくはあなたに借金があるのですか?」と尋ねると、「3万円ある」と言う。そんな大金を返済するのは大変で、答えに窮する。目を落とすと、床に鮭の刺身が落ちている。そこから這い出して、誰かに踏みつぶされたらしい寄生虫の死骸もある。ぼくはあの鮭をさっき食べたんだなあと、ぼんやり思う。
(1月24日の夢)
 トイレに行きたくなった。以前にも使ったことのあるトイレに入る。畳敷きで布団が敷いてあるが、この布団をめくれば下に便器があるはずだ。そう思って、布団をめくろうとして、はっとする。布団には老婆が寝ていて、もぞもぞと動き出したのだ。慌てて退室しようとすると、向こうから中年の女性がやってきて、鉢合わせしてしまい、老婆の部屋に入った理由をしどろもどろで言い訳する。そこには老婆の夫らしい老人もいて、起きてきた老婆とぼくは三人で、さっきの中年の女性のことを話題にしておしゃべりする。

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