2月11日の夢(社長を演じる猿)

 浜松に出張に行くため、社長以下、東京駅に集合する。もう午後1時になるのに、誰も弁当を買おうとしない。ぼくだけ、買うわけにもいかない。お腹が減った。
 浜松に着き、クライアントのところに行く。なんと、打ち合わせのアポさえ取っていなかった。おかげで、待ち続けるはめになる。もう3時半だ。やれやれ今日はお昼抜きか。
 撮影が始まった。バーのカウンターのようなところでカメラが回り始める。これはポルノ映画のはずだが、主演しているのは一匹の猿だ。猿が社長のように書類を次々と決済していく場面を、カウンターの向こう側からカメラが追う。こちら側にいるぼくはカメラに写ってしまいかねないので、慌てて場所を移動する。
 どこに行くべきか迷った末、カメラの後ろのカウンターの席に座る。そこにはパーティー用のオードブルがたくさん皿に並べられている。とにかく空腹なので、爪楊枝に刺した高級そうなオードブルを一つバクッと口に入れるが、あまり腹の足しにはならない。

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