9月14日の夢(出張報告会)

 夕方、会社にいると、浜松に出張に行っていた何チームかが新幹線でいっしょに帰ってきた。口々に「今回ほど、どのチームもこてんぱんにやられたのは初めてだ」と言う。二階の楕円形の大きなテーブルの周りに、全社員が集まり、報告会のようなことが始まった。
 最初はぼくの関わっている仕事に対するクライアントの直しの報告だ。なるほど、これは根本的に仕事をやり直さなくてはいけない。でも、こんなふうに一つ一つの仕事の報告を、関係ない全社員が聞いていたら、夜中になっても終わらないだろう。
 お腹の空いたぼくは、途中でふらりと退席し、階段を下りて、外に出る。ちょうど12時を過ぎたところで、外は真昼だ。まだこの時間ならレストランにも空席があるだろう。ぼくはいくつかのレストランを覗く。どの店も確かに空席があるのだが、ぼくは入店する勇気が出ずに、うろうろと歩き回るばかりだ。

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