10月9日の夢(小野十三郎さん)

詩人の小野十三郎さん(故人)がバルコニーで講演をしている。だが、遠慮っぽいのか、かなり奥の方でしゃべっている。と、奥の窓から、二人の男がバルコニーに出てきた。そして、バルコニーの左前方に出てくると、小野さんを無視して、傍若無人に二人で記念撮影を始める。その頃には、小野さんもようやくバルコニーの前面に出てきたが、今度はその小野さんの顔の下に、自分の顔をくっつけて、バルコニーの下にいる公式カメラマンに自分と小野さんとのツーショットを撮ってもらおうとする。あまりの無礼さに、ぼくは心の中で「ぶっ殺してやる! あいつを抹殺せよ!」と叫ぶ。

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