10月16日の夢(死ぬのなんて怖くない!)

 部屋の真ん中に、病院をかたどった生クリームのケーキが置いてある。そのケーキに画面がズームアップすると、そこは病院の中の広間。その真ん中にも病院をかたどったケーキが置いてあり、それを囲み、患者たちが「死ぬのなんて怖くない!」と歌い踊っている。
 ジェリー藤尾(かつてのロカビリー歌手)が黄色い軍服を着て現れる。「こんなの着ているってことが問題だけど」と苦笑しながら・・・。そして、仲間たちとこの雨の中、このホテルを出て、どこへ行くべきか議論している。「ここからどこかへ行って、最後はこのホテルへまた戻るべきだ」と主張する者がいる。ある女性は「本当は海を渡って、故郷へ帰りたいけどね」と自嘲気味に語る。外はすっかり洪水になっている。ジェリーは車の運転をする男性に「岬もみんな水没しているのに、運転して行けるのか」と尋ねる。運転手は「行ける」と答える。
 夜道を歩いている。戦後のような真っ暗な夜道。そこで、一人の男がマイクを持って、光の中で歌っている。振り返って見ると、それは美輪明宏だ。彼は「こんばんは! 光(ひかり)明宏です。光、光・・」とコマーシャルソングのようなものを歌っている。新興宗教の宣伝らしい。

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