10月18日の夢(タバコ男)

 行きつけのレストランに皆で入っていく。全員知った仲間たちだ。レストランはテーブルが各五卓ぐらいが左右二列に並び、それぞれのテーブルの両側にある椅子は、病院の待合室にあるような長いソファーだ。ぼくはいつも左の列の入り口から二番目のテーブルを定席にしているのだが、今日はタバコをすぱすぱ吸って、もうもうと煙を上げている男が「ぼくはここへ座る」と言って、陣取ってしまった。しかたなく、ぼくはタバコ男から遠そうで、しかも既に席が埋まっていない、右の列の一番出入り口に近いテーブルに向かう。そこはウェイターがテーブルを片づけている最中だったが、ぼくは「そこ空いています?」と聞いて、手にしていたくしゃくしゃの布ナプキンをテーブルに置き、自分の席を確保した。ぼくの前任編集長だったK女史が急いで窓を開けて換気している。みんなあのタバコ男が大嫌いなのだ。

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