12月22日の夢(未知の敵の襲撃)

 ゆうべは風がゴーゴーうなってすごかったですね。おかげでこんな夢を見ました。
(夢ここから)
 新幹線の線路を見下ろすビルのレストランで食事をしている。すると、ゴーッという音と共に新幹線の架線を火花を散らして、巨大な火の玉のようなものが何度も往き来するのが見える。みんなで驚いて目を凝らして、線路を見つめる。すると、しばらく架線がバチバチと火花を散らし、数秒後にゴーッと火の玉が通り過ぎる規則性が分かった。
 しかも、その火花を浴びた人はみんな魂が抜けたように、うつろな目をした知能のない人形のようになってしまう。ぼくは幸いにして、そうならなかった。ほんの僅かな男女が火花の影響を受けず、ぼくらはすぐにお互いの存在を確認して、団結して対処することにする。
 とりあえず安全なところに避難しよう。だが、ぼくらの周囲は赤白のだんだらもようの毒蜘蛛の巣に囲まれてしまい、腰を思い切りかがめないと、蜘蛛の巣の下をくぐり抜けられない。気味悪がる女性たちを促して、ぼくらはようやく安全なところへ避難する。
 そこではビールやウーロン茶など、コップ一杯ずつの飲み物が街頭で避難民たちに配られており、みんなてんでにコップを受け取ってのどを潤す。見ると、駅前広場の一段高い建物の屋上に駅員の制服を着た男達が集結している。不気味だ。駅員たちはこの攻撃をしかけてきた敵に魂を操られているのかもしれない。
 敵の攻撃のために、人々の知能はすっかり先祖帰りしてしまい、文明は後退して、駅前広場には馬車が往き来している。それなのに、新幹線だけは以前通り走り続けているのが見える。

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