2月1日の夢(映画館とゲームセンター)

 映画館へ行く。指定席なので、席を探して、スクリーンに向かい右側のわりといい席に座る。だが、すぐにその席ではないことに気づき、再び館内をうろうろする。左側のわりと後ろの奥まった席が指定された席だ。通路の側に男子学生が着席しており、奥には何人か子どもを連れた奥さんがいる。そこになんとか、ぼく一人分の席があるようだ。奥さんに「そこ、いいですか」と声をかけると、「あっ、どうぞどうぞ」という返事で、無事座ることができた。
 夜、帰宅して食事をする。実は朝6時に出社しなくてはいけない用があるので、今日は深夜12時前にまた出勤をしなくてはいけないのだが、なかなか妻にそう言い出せない。
 ゲームセンターの店先が、新しいゲームのデモンストレーションコーナーになっている。そのゲームでは敵がいろいろなものに憑依するので、憑依したものを見つけては、攻撃される前に二回以上棒で叩かないといけない。小学生の少年がゲームを始める。「二回以上」というが、叩き出したら何度でも叩き続けるのがコツらしい。ゲームのコーナーには薪のようなものがいっぱい散らばっている。そのどれかがブルブルと震えたりするのかと思うが、そんな様子もないのに、少年は確信を持った様子で、それらのものを片っ端から叩いている。と、突然、少年はガバッと床に伏せて耳を地面に付け、それから驚いた様子でぼくの斜め後ろの空を見る。敵がやってくるのだろうか。ふりかえると、その方向の空に雲がかかっていて、雲をスクリーンがわりに投影されているのだろう。ロボット怪獣がゆっくりと、こちらに近づいてくる。すごい仕掛けだ! と、ぼくは感歎する。

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