4月14日の夢(町民運動会で大泣き)

 ぼくは小さな町に住んでいる。この町では住民主催の住民参加の「町民運動会」が毎年行われている。そして、この夢はその運動会をめぐる物語の映画でもあった。
 最初は去年の運動会のシーン。そごは、ぼくが野球のピッチャーをしている。映画の最後のシーンも運動会だが、今度は今年の運動会である。そこでは、ぼくはピッチャーをしておらず、下働きに徹している。かわりにマウンドに立っているのはタモリだ。
 おばあさんが毎年の運動会の参加者数のグラフを示しながら、にこやかに「町民の四分の三の参加を目指していますが、まだまだですね」とカメラに語りかける。だが、グラフは「まだまだ」どころか、今年の参加者は四分の一と一段と減っていることを示している。おばあさんはあえて事実を隠して、ぼくらを慰めてくれたのだ。そのことに気づいたとたん、ぼくの感情の堰が切れた。ぼくは大泣きする。目が覚めても、寝返りを打ちながら泣き続ける。

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