2月26日の夢(パーティ潜入)

 どこかのマンションに女性といっしょに忍び込む。玄関には鍵がかかっているが、彼女の爪には何でも開く魔法の鍵が仕掛けてあって、なんなく開くことができた。広間にはいると、二人の男が現れる。ぼくらは慌てて床に伏せる。どうやら見つからずにすんだようだ。
 そこでパーティが始まった。沢山の盛装した参加者たちの間に、ぼくらは身をひそめる。給仕たちもフロックコートにきっちりと身を包んでいる。会場の端まで行き、隣のフロアを覗くと、そこは普通の客たちが食事を楽しむレストランになっている。
 パーティはどんどん盛り上がり、舞台にはこの家の娘や息子たちがいる。いかにも令嬢・令息という感じ。彼らは舞台後方の壁にはしごをかけてどんどん上に登っていく。姿が豆粒のようになり、誰が誰だか見分けにくい。その間に彼らは別の人間とすり替わってしまうのではないかと、ぼくらは目を凝らす。
 パーティはさらに進み、給仕たちが何かを配り、ぼくもそれを受け取る。何度か危ない目には遭ったが、なんとか最後まで敵に見つかることはなかった。

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