4月21日の夢(共同浴場)

 友人と共同浴場に入ろうとしている。貸しタオルの棚がある。服を脱いで裸になり、奥の段にある籠からタオルをとる。友人は「それは古いタオルだよ」と注意してくれる。なるほど。色も黄ばんでいるし、向こうが透けて見えるほど使い古され、ゴミもついている。ほかにもタオルを借りられる場所があるので、そちらに行こうとする。だが、そのためには交通量の多い道路を横切らなければならない。しかし、そこは大使館のような立派な建物の庭で、そこにある池のほとりにタオルが沢山置かれているはずだ。どうせお風呂に入るところだからと、ぼくは裸のままそこへ向かうが、行ってみるとあるはずのタオルはほとんどなく、上品な子供たちが歩いているばかりだ。さすがにぼくは恥ずかしくなり、古いタオルで前を隠しながら戻ってきて、友人に「古いタオルでいいよ」と言う。

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