10月8日の夢(白猫と白蛇)

鼠捕りを大きくしたような金属製の檻が街路に置かれている。中には白猫と白蛇がいて、白蛇は長い胴体を白猫に巻き付けている。しかし二匹は友達のようで、互いにじゃれあって遊んでいるのだ。そして白蛇の頭は檻から外に出ていて、通りがかりの女子高生たちの手から「かわいい」と言われながら、お菓子を貰っている。

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10月6日の夢(バス停でパズル)

バスを待っている。バス停にはシネマスコープ型の大スクリーンがあり、そこに謎解きの問題が映し出されている。そるに答えられなければ、ぼくはバスに乗れないのだ。難問に集中するため、ぼくはスクリーンの前の座席に座り、集中しようとする。しかし問題に集中すると、バスに乗るのを忘れてしまいそうだ。なんとか定時までにぼくは問題に正解して、ちょうどやってきたバスに乗り込むことができた。

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9月30日の夢(散らかるオフィス)

 オフィスの中でぼくのデスクは廊下に近い一番右端にある。久しぶりに行ってみると、デスクの周りの床といわず壁際の棚といわず、これまでに届いたたくさんの絵ハガキや写真が散らかっている。みんなゴミにして捨ててしまおうと思うが、思いとどまる。これらをカードファイルに整理すれば、立派なイラストレーターファイルになるはずだ。早速ファイルをつくりだすと、今度は棚に古いお菓子の箱が置いてあるのに目がとまる。おいしそうなお菓子なのに白カビが生えている。これは捨てるしかないなとし思う。

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9月28日の夢(芝居の稽古)

 大きな部屋にいくつかベッドが並んでいる。奥の壁にはドアがいくつかあり、中はトイレになっている。そのドアを開けると、中に大きな水たまりがある。ぼくは驚いて、「何があったのか」と叫ぶが、ベッドに横たわる人たちは力のない声で「知らない」と答えるだけだ。
 故人の女性詩人Yがぼくの妻といっしょに外出から帰ってきた。Y、ぼく、妻の順で稽古場への階段を登る。途中、Yは振り返って「少しやせたみたいね」と言う。稽古場では劇団員たちによって自主的にどんどん練習が進んでいる。メンバーの男性が「また一人メンバーがいなくなりました」と報告する。妻は明るい声で、「じゃあ、その人の出る部分をカットしましょう」と言い、男性も「そうしましょうか」と明るく答える。ぼくはその役は自分が代役に立ってもいいと思っていたので、ちょっとがっかりする。

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9月24日の夢(うなされる夢)

 公園のトイレにカバーがかけてある。そのカバーから労務者ふうの老人が手を伸ばして、ぼくを羽交い絞めしてくる。うなされていたらしく、妻に揺り起こされる。
 再び眠ると、商業詩誌に試験問題が載っていて、妻が解答を書こうとしている。雑誌そのものに書かず、コピーをとって解答すればよいのにと思う。

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9月23日の夢(黄金と白銀のスマホ)

 ぼくは金の延べ棒の形をした黄金のスマホを二つ持っていた。ところが今日自宅に戻りポケットから出してみると、白銀のスマホに二本ともすり替えられていた。ネットにアクセスしようとしても、どこかの業者の関連サイトにしかつながらない。おまけに画像がモノクロだ。どこかの悪徳店に行ったすきに、すり替えられたに違いない。

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9月22日の夢(三匹の蟻)

 自宅の広い部屋の反対側の壁際が舞台のように少し高くなっており、そこに妻がいる。妻の前に長い木製の台がある。妻はその台の割れ目から「三匹の蟻が出た!」と言って、左の方へ追いかけていく。ぼくのいるこちら側の台にも穴があいており、そこから三匹の大きな蟻が走り出て、右手へ逃げていく。その三匹目の蟻は尻尾に食べ物の塊を引きずっている。

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9月11日の夢(新商品開発)

 会社でレトルトカレーの新商品開発をすることになった。というのも、カレー業界では長く新商品が登場せず、定番商品だけがスーパーの店頭に並ぶばかりだからだ。
 その日、誰よりも早くオフィスに出社したぼくは、左に三つ、右に三つ並んだブースのうち、左の真ん中のブースに、新商品の資料や開発のための資材を置くと、入り口の壁に「このブースに新商品開発の資料と資材を集中しました」という手書きの紙を貼った。すぐに新商品開発チームのスタッフも出社して、いよいよ開発プロジェクトがスタートした。
 空を見上げると、真っ青な空に見たことのない軍用機と野鳥がフォーメーションを組んで、編隊飛行をしている。珍しいのでカメラに収めたが、もう一度見上げると、もう彼らの姿はない。

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9月10日の夢(老父と娘)

 知り合いの老父娘のマンションを訪ねる。豪邸で、年寄りの執事もいる。老父は今にも死にそうなほどよぼよぼだが、これから一家の運命を左右する勝負に出かけるところだ。トイレにこもり、出てきた老父はネクタイにスーツの凛とした姿である。彼が出かけたところへ娘が帰ってきた。娘は小学生ぐらいの美少女を連れているが、彼女の娘ではない。二人は黙って部屋の中に閉じこもる。どことなく禁忌の匂いがして、ぼくは見てはならないものを見た気がする。ぼくもトイレに入る。それは先ほど老父が使ったトイレだが、大広間にしつらえられた「おまる」なので、なんだか落ち着かない。

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9月4日の夢(タクシーとコンビニ)

 会社から帰宅しようとして、数人の同僚とタクシーに同乗する。外は雨が降りしきり、田園風景が続いている。途中、以前にぼくがタクシーで降りた記憶のある四つ角で停車し、ぼく以外の同僚たちは全員降りてしまった。コンビニがあるので、ぼくも店内に入ってみる。店内の通路はとても狭く、傘を持って歩くと背中が陳列棚に触れてしまう。そのせいだろうか、陳列してあった商品が音を立てて崩れる。男性店員が慌ててそれを直す。
 外に出ると、もちろんもうタクシーはいない。雨がひどく、足元はぬかるんで、水溜まりができている。体調がよくないのでタクシーをつかまえて自宅まで帰ろうか。いや、電車に乗って帰ってもいいかと思い直す。

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