8月28日の夢(営業部が見つからない)

 編集部のオフィスがリニューアルされ、すっかりきれいになった。提案していた米書「オーディオの神話を剥ぐ」の翻訳出版についても社長からOKが出た。早速営業部と打ち合わせようと内線に手を伸ばしたところで、長年コンビを組んできた営業のM氏は先日退職させられたところだったことを思い出す。当惑するがともかく営業の部屋に行こうと思うが、肝心の原書が見つからない。そういえばオフィスはまたもや新しい部屋に移転していて、会社全体が模様替えしたようだ。編集部のある二階から営業部のあるはずの一階に降りる。しかしいくら探しても営業部の部屋がない。探すうちに外に出て駅へ出た。電車に乗って隣駅まで行ってしまった。慌てて戻ろうとするが、間違えてさらに次の駅まで行ってしまう。これでは会社から遠ざかるばかりだ。電車に乗らなくては。しかしその電車はホームの一階下を走っていて、ホームから見えるのは電車の屋根ばかりだ。その瞬間ぼくの頭の中である考えが閃いた。そうだ。さっきいろいろな部屋を覗いたとき、クリエイターたちが電話をかけたりデスクワークしている部屋があった。あそこが新しい営業部だ。いわゆる営業マンたちは辞めさせられ、クリエイターたちで新しい営業部が組織されたのだ。

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8月23日の夢(花束)

 見上げると戦闘機ともUFOともつかないものが飛び交い、雲とも白煙ともつかないもので空が一面覆われている。皆に「見て見て」と叫ぶが誰一人興味を示す者はない。そのうち白煙は消えてしまう。

 会社に出勤するが、オフィスというより校舎のような感じだ。校庭の向こうから花屋のおじさんが「梅田さんという方いますか」と呼んでいる。同僚が「梅原さんでしょ?」と答える。すぐに梅原氏本人が出てきて花束を受け取る。

 昼食に出たいので、ジャケットとズボンをよそ行きのものに替えようと思う。椅子の上にたくさんのTシャツとズボンが山となっているが、どれもイマイチで気に入らない。しかたなく適当なものを選んで身に着け、外に出る。駅のホームを越えて川の方に向かう。線路は鉄柱が倒れて工事中のような有様だ。そこを反対側から乗客たちが続々と歩いてくる。(地震か何かの災害だろうか)

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8月12日の夢(真ん中の庭)

 名古屋に昔あった実家の裏の座敷から外を見ていると、男女の子供がやってきて「庭のお花をちょうだい」と言う。二人は兄妹らしい。庭に行くとそれらしい花はなく、塀がぼろぼろになっているので驚く。女の子は「ここじゃなくて、真ん中の庭よ」と言う。

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8月11日の夢(詩人たちの集会)

 夜、職場から現代詩の集まりに行くため、バス停に並ぶ。そこは辺鄙な山あいで、怖そうなおじさんおばさんたちが、バスが来ないことにしきりと文句を並べている。バスもタクシーも来ないので、ぼくは結局徒歩で会場に遅れて着く。二人の中年の婦人が受付に座っている。会場は超満員だ。一番後ろに立ち見のできるスペースがあると思い、そこへ行くが、意外に座席は空席が多い。

 着席すると前後から初老の詩人たちがしきりに話しかけてくる。ぼくはその一人から紙片を受け取り、そこに蝶についての奇妙な詩を手書きし、彼らに読んで聞かせる。集会の議長に促され、ぼくもスピーチすることになる。「私は会計をやらせていただいていますが、あまり役に立たない会計で……」と言おうとして、「役に立たない警戒で……」と言い間違え、会場はなごやかな笑いに包まれる。

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8月10日の夢(スマホで通話)

 台所でスマホで男性と通話している。ラジオの音が大きいためだろう。男性は「ああ、びりびりする。うるさいな」と言う。しかたなくぼくは別の部屋へ移動する。そこは名古屋にあった実家のぼくの勉強部屋だが、もともと狭かった部屋が人一人入れないほどに小さくなっている。ぼくが手にしているのは既にスマホではなく、ティッシュペーパーの箱だ。ぼくはその箱に向けて「もしもし、これでいいですか」と話しかける。男性の声が箱から「ああ、いいよ」と答える。ぼくはそれがティッシュの箱であり、スマホは台所に忘れてきたことに気づき、慌てて取りに戻る。

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8月1日(六角堂)

 夢に父が現れて、川の中に建つ六角のお堂に妻と二人入ってもよいと許された。しかしその建物には窓もドアもない。さて、どうやって入ったものか?

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7月31日のもう一つの夢(エレベーター)

 地下鉄から降りると、そこはホームの最前部である。工事中らしく前にも後ろにも足場が組まれ、地上の改札口に上がることができない。みんな困惑していると、突然「上へ参ります」という自動音声が聞こえた。目の前に輝くように純白のエレベーターが扉を開いている。ぼくは喜び勇んでエレベーターに乗り込み、「みんな早く行こうよ、冒険しようよ」と呼びかけるが、誰もぼくに続こうとしない。

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7月31日の夢(同僚の服を汚す)

 仙台のコンサート取材が目前に迫っている。その前にみんなでどこかの大きなマンションの一室を掃除に行く。ぼくはゴミ箱の中から拾い上げた立派なスーツを着る。だがそのスーツの背中には真っ白な汚れがあり、それが同僚の服を汚してしまったと、ぼくは非難される。

 マンションにはたくさんの部屋があり、そこにさまざまな人形や書物が並んでいる。大量のコケシもある。少しずつ整理し、なんとかきれいに片付けられそうだと思うが、どうやら仙台の取材チームからぼくは外されるらしい。嬉しいような寂しいような気分だ。

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7月28日の夢(缶の蓋)

 缶詰の蓋を開けてから、もう一度閉めようとする。しかし中から白濁した液体があふれ出して閉められない。むりやり閉めると爆発しそうだ。でも閉めないと液体がこぼれてしまう。このままこの缶の番人をして、一生過ごすことになるかもしれないと不安にかられる。

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7月26日の夢(道路に穴)

 オフィスで企画書を書き上げる。クライアントのどの担当者にプレゼンすればよいかを確認し、手帖にメモをとる。そこへどやどやと同僚たちが現れて企画会議になる。ぼく一人でユニークな企画を出そうとしていたのに、いつのまにか全社的な平凡な企画になってしまったのが残念だ。

 プレゼンのため同僚たちと外に出る。路面は積もった雪が融けかけていて、とても歩きにくい。スニーカーをはいてはいるが慎重に歩いていく。「そういえばぼくが会社を留守にしていた間に、レギュラーの仕事が一つなくなったんだね」とぼくはみんなに聞こうと思うが、その瞬間足元にあいた大きな穴に気をとられ、話すタイミングを失う。このままこの問いは永遠に言わないままになるなと思う。

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