5月23日の夢(フライヤー)

 会社で仕事をしていて、そういえば近々、音楽の公開講座をやることになっていたと気づく。社内の親しい同僚に数枚だけ案内チラシを配ったが、やはり全員平等に配るべきではないかと思い直す。講座の主催者から何枚か予備をもらっていたはずだ。足りなければコピーすればいいと思うが、デスクの上にもかたわらのラックにも見当たらない。こんなふうに探し物ばかりしていたら、仕事がはかどらないなと思う。

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5月21日の夢(ブーメラン眼鏡)

 階段を降りようとするが、一段ごとに紙のようなふわふわしたものが置いてあり、足場が悪くて降りにくい。

 降りるとそこは新宿西口地下広場だった。かがんだ拍子に眼鏡が落ちて、床にころがる。慌てて拾おうとするが、すごい強風が吹いてきて、あっという間に眼鏡は飛んでいく。ようやく追いつくとまた強風にあおられて眼鏡は手の届かない場所に吹き飛ばされる。もうダメだと思う。だが広場の突き当りの壁に跳ね返って、今度は眼鏡はこっちに向かってくる。さらにすごい風が吹いて、眼鏡はついにぼくの手元に戻ってきた。まるでブーメランじゃないかと思う。

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5月17日の夢(展示会のコンペ案)

 展示会の企画案コンペで負けてしまった。しかし出入りの印刷屋がそれを取り返せるようなアイデアを出してくれた。展示の要所要所に台を作り、その上に長方形のきれいな箱を載せるというのだ。これは素晴らしい。しかし印刷所の営業マンが周囲の人をかき分けるようにして現れ、「一色さん、でもコスト上、1色印刷でしか作れないんです」と耳打ちする。台の上にモノクロの箱が載っている貧相な様子を想像して、「えーっ?! カラーじゃないの?」とショックを受ける。

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5月15日の夢(テレパシー)

 某詩人クラブの例会に行く。一人の女性会員がパフォーマンスを終えたところで、会場後方から激しいヤジが飛ぶ。女性が「何ですか?」と聞き返すと、再びヤジが飛ぶ。それも女性には聞き取れず、何度もヤジの応酬を経て、女性は舞台を降りる。

 次に現れたのは一組の男女だ。中央に置かれた和机の前で、男はパフォーマンスを始める。そして客席にいるぼくに「私が帽子を脱いだら、それを取り去ってください」と指示を出す。実際に彼が帽子を脱ぐと、ぼくはさっと舞台に駆け上がり、手早く帽子を取って引き下がる。我ながら切れのある動きだったと思う。男は和机の下にもぐりこむ。そこは湿った砂地になっている。男は穴を掘って、首だけ地上に出した姿でパフォーマンスを続ける。それを見てぼくは傍らの妻に「すごいよ」と囁く。

 再び舞台に戻った男は「これから私が体験する苦しみが左にいる女性にテレパシーで伝わります」と口上を述べる。そして男はお腹を押さえて苦しみ出す。それが伝わったのか、女も同じように苦しみ出すが、どこかうそっぽい。最後に女の左の目尻から涙が一滴すっと流れたようだ。

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5月14日の夢(光のドラマ)

 名古屋の実家がきれいにリフォームされている。父が自分の友人たちを玄関からどんどん家に上げる。みんなまるでトレンディドラマの出演者のような若者たちばかりだ。二階では賑やかなパーティーが始まる。

 ぼくはそれには加わらず、一階の部屋にひとりでいる。すると突然、玄関のドアが開き、カーテンの向こうにやはりドラマの出演者のような人影がいくつか浮かぶ。ぼくは激しい怒りにかられ、「何の用だ?! 警察に通報するぞ!」と叫び、実際に110番する。

 再びぼくは一階のリビングルームにいて、ひとり詩誌を読んでいる。誌面にはある現代美術展が特集されていて、その中でオブジェが移動し、色彩も美しく変化する。見とれていると、ぼくのいる室内もカラフルに発光し始め、誌面と連動して光が変化する。二階から降りてきた父の客たちもそれを見て、幸福な気分にしばし立ちすくむ。

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5月8日の夢(ピアノの取材)

 Y社のPR誌の編集をしている。テレビの超人気番組に使われているピアの取材をする許可がとれた。喜んで取材に出かける。ロビーで番組のスタッフ二人と名刺交換をする。だが、いくら探しても名刺が見当たらないので、なんとかその場をごまかす。人ごみの向こうにIカメラマンの顔が見える。彼に撮影を依頼しておいたようだ。しかし念のため自分のカメラを点検すると、フィルムを入れ忘れてきたことに気づく。でも今はデジカメなんだから大丈夫だろう。さてスタジオに入って驚く。番組は超人気番組ではなく、全然知らない番組だった。おまけにピアノはY社のものでなくK社の製品だった。今さら後には引けないが、これでは記事にできそうにない。

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5月1日の夢(深夜の図書館)

 名古屋の図書館で資料を探している。調べ物が終わったのは夜中の12時過ぎだ。大理石の階段を駆け下りる。出口が分からない。古びた木製のデスクが沢山置いてある事務所のような場所を通り抜けようとする。デスクではたくさんの中年から初老の紳士が仕事をしていて邪魔だ。「出口はどちらでしょうか」とぼくは尋ね、彼らが指さす方へ、紳士たちの椅子から伸びた足を跨ぎ越すようにして外へ出る。ここは栄町のあたりらしい。深夜の街は真っ暗だが、何人か通行人の姿もある。ここから自宅まで帰るバスはまだ走っているだろうか、それとも時間がかかっても歩いて帰るべきか、お金がかかってもタクシーを拾うべきかと、ぼくは迷う。

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4月29日の夢(内にも外にも妻がいた)

 食事の準備をしていると、妻が部屋にあったA4の書類を見つけ、「どうしてこんなものを作ったの?」とぼくに尋ねる。二段組みの書類には記事と二枚のカラー写真が印刷されている。しかしよく見ると、写真は印刷されたものではなく、別の写真が印刷されていた場所に、何かから切り抜いた別の写真を貼り付けて作った偽物である。ぼくはそれを指摘し、「これはぼくの作ったものじゃないよ」と答える。妻は「だったら誰かがうちに侵入して、ここに置いたのかもしれない」と言って気味悪がる。ぼくは「そんなはずはないよ。妻が事情を知っているかもしれない」と言う。妻は「じゃあ私はどこにいるの?」と訊く。「隣の部屋で寝ているよ」とぼくは答えるが、どうやら起きていたらしく、朗らかに「どうしたの?」と声をかけながら、ぼくらが話している台所に入って来ようとする。

(同一人物が同じ場所に存在することができなかったためか、その瞬間に目が覚めて夢は終わりました)

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4月28日の夢(雪山で迷う)

 外国の雪山に登ろうと飛行機で出かけた。同行者は仲間のカメラマンだ。彼と雪の積もった道を並んで歩く。途中、三叉路があった。そこには視界を遮る障害物があり、ぼくより先に行くカメラマンを見失うが、多分こちら側だろうと左の道を選択する。だが気がつくと、彼の姿は見当たらない。しかたなくさらに先に進むと、雪の上に突き出た岩場に大勢の登山客が群がって休憩している場所に出た。カメラマンに連絡をとろうと携帯をかけるが、あいにくここは圏外だ。しかたなく山小屋のようなホテルに一人で引き返す。

 ホテルではフロントで中国人観光客たちが手続き中で、なかなか順番が回りそうにない。ふと気がつくと、かたわらに置いたはずのリュックがない。ホテルの従業員にありかを尋ねると、彼は「しまった。あれは雪解けまで返ってこない」と叫ぶ。

 ロビーに入ると、一人の作家が座っている。彼は「食事もお菓子もすべて予約したんだが、そのチケットを失くしてしまった」と嘆く。ぼくは「私は荷物を失くし、パスポートも往きの切符も失くしました」と答えるが、ふと気づいて「あれっ? 往きの切符を失くしたのに、なぜぼくはここにいるんだろう?」と自問する。そこへ女性従業員が来たので、慌てて後を追いかけ、「トイレはどこですか?」と尋ねる。

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4月26日の夢(書類が見つからない)

 会社で校正をしていると中年の男性社員がやってきて、大判の茶封筒をぼくに渡す。開けてみると、A4の書類が一枚と自動車の玩具が出てきた。このミニカーにはクライアントの電子部品が使われている。その同僚はクライアントに「お子さんにあげてください」とプレゼントしたのだが、「壊れている」と突っ返されたという。ぼくがミニカーを走らせてみると、なるほどすぐにあらぬ方向に曲がって走り出す。これでは受け取ってもらえないだろう。

 封筒から出てきたA4の書類をぼくはデスクに持ち帰る。これは今校正中の印刷物の元データだ。その書類と対照させながら慎重に校正していく。そこへ上司がやってきて、その書類を貸してくれという。ぼくは慌てて「これは今使用中なので、使い終わったら届けに行きます」と答える。

 相手はそれで引き下がったが、ふと気がつくと、その書類が見当たらない。これは大変なことになった。全社員総出で捜索するが見つからない、ひょっとしたら別のフロアにあるのではないか。ぼくは自分のいる三階から二階に降りる。二階の真ん中の部屋は出版部だが、ここは無関係だから捜索しない。もう一つの部屋に入ると、床が見えないほど全面がおびただしい白い書類で埋まっている。それもよく見ると、床全体に小さな四角い段ボールの箱が敷き詰められていて、その一つ一つに膨大な書類が整理されて敷き詰められているのだ。さらに気がつくと、その書類の山の中に一人の新入女性社員が座っている。白い服を着た彼女は白い書類が保護色になってよく見えなかったのだ。彼女も例の書類を探しているのだろう。「資料が見つからないですね」とぼくは彼女に声をかける。

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