4月1日の夢(銀世界)

 目覚めて古風な町家の玄関を開けて外に出ると、思いがけず一面雪が積もって銀世界に一変している。しんとして神秘的な青白い雪野原がどこまでも広がっている。積雪は何センチあるのだろう?と思う。

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3月30日の夢(京都イベント計画)

 京都の古い街並みの町家で、黒い板塀の戸口を開けると、土間のような玄関のデスクの向こうに古い友人のピアニスト、Sさんが座っている。ぼくらは二人で新しい舞台の打ち合わせをしているところだ。ぼくは途中でちょっとした用を思い出し、表の細い路地に出る。外は静かに霧雨が降っている。ところがあまりに路地が狭かったため、間違えて向かいの家の戸口を開けてしまったことに気づくが、何食わぬ顔をして戻る。この舞台に来てくれた客には、二人で著書にサインをし、おみやげとして配ればいいと思う。

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3月29日の夢(市ヶ谷の水辺リゾート)

 東京・市ヶ谷の仕事先に荷物を届けるため、久しぶりに総武線の電車に乗った。車内は満員で、ぼくは黒いスーツケースと大きな段ボールを床に置いて、立っている。駅に着いたので、スーツケースを置いたまま段ボールだけを抱え、進行方向右側の出口からホームに降りる。スーツケースは後で回収すればよいと思う。ところが駅の感じが微妙に違う。市ヶ谷駅は進行方向左側から降りるのではなかったか。そうだ。ここは市ヶ谷駅ではない。四谷と市ヶ谷の間に新駅ができ、そこでリゾート開発が行われているはずだ。慌ててもう一度車内に戻る。電車が走りだすと、窓から緑豊かな丘陵に囲まれた広大な入り江が見える。都心だった四谷と飯田橋の間が、海と山のある大自然の風景に造り替えられているのだ。いつのまに東京はこんなふうに改造されたのだろうか。ぼくは驚きながら新しい市ヶ谷駅のホームから、鬱蒼と茂った山道を段ボールを両手に抱えて下っていく。

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3月22日の夢(リュックに水を)

 愛用の黒いリュックを開けて、水道の蛇口から中に水を注ぎこむ。リュックには円筒形の物体が入っていて、それが半分ほど水没するあたりで水を止めた。

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2月29日の夢(すべてはマンガだ)

 会社をサボりたいので風邪の診断書をもらおうとクリニックに向けて歩き出す。しかし、既に風邪の症状は治っているので、診断書を貰うのは無理だろう。それより以前勤めていた業界紙「印刷研究社」を訪ねて営業をかけた方がよいと思い、手土産に菓子折りを持ち、手近のバス停からバスに乗る。しかし、バスはJRの駅に行くには行くが、かなり遠くの駅に向かう。すぐそばのJR駅の隣駅に同社はあるのだから、JRに乗ればよかったなと思うが、もう遅い。
 印刷研究社に着いた。広い講堂のようながらんとした場所で、同社の社長はほかの来客と面談中だ。ぼくは持参した菓子折りを開けて面談の終わるのを待つ。だが、その話し合いを見ているうちに、すべてがお金で動いていく社会に嫌悪感がつのる。ぼくは菓子折りを再び閉じ、包装紙の上に「マンガ」と書いて、その場を立ち去る。すべてはマンガのように滑稽だと、ぼくには思えたからだ。

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2月23日の夢(タクシーでNHKに行く)

 書類が郵送されてきた。開けてみると、「NHKに手続きに行ってください。タクシーを利用するなら、その内三千円を負担します」と書いてある。ぼくはすぐにNHKに行くことにして、夜の街に飛び出し、タクシーを拾う。
 運転手は若い気弱そうな男である。ぼくは「NHKへ行ってください。NHKといえば渋谷だね」と言う。タクシーが走り出してから、ポケットの財布を探るとやけに軽い。全くカラであることに気づく。だが、どうせ夢なのだから、お金を支払う真似をすればいいのだと思う。
 NHKの前に着いた。書類を見せて、お金を払う真似をすると、運転手は「234円です。残りの三千円はこの書類に書かれた三ノ宮に請求すればいいのですね」と言う。
 タクシーを降りて、建物に入ると、そこはNHKではなく民放だった。ロビーには守衛がいたが、見とがめられることなくぼくは階段を上る。そこでは番組スタッフが忙しそうに働いている。ぼくは手続きに行く前に、まずすトイレに行こうと思って、目を覚ます。

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2月21日の夢(嘱託人生)

 今日こそは会社を辞めようと思っていたのに、言い出せないままだ。三階にある本社の総務に「辞めたい」とひとこと言えばすむことなのに。でも退職するには三か月前に申し出ないといけないだろう。63歳で嘱託になり、いつのまにか73歳になってしまった。仕事はそんなにないとはいえ、やはり働き続けるのは辛い。デスクの周りを布で掃除し、良いと思うポスターを何枚か壁に貼る。

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2月20日の夢(重要な台所)

 三種類の夢をバスケットに入れて提出しなければいけない。夢はポリ袋に入っていて、長いもの、小さいもの、中ぐらいのものが沢山ある。その中からどの三つの夢を選べばよいのか迷うが、ぼくは自信を持って三つを選んで提出する。
 市電の線路の向こう側に会社があり、その右側にぼくの個人事務所がある。ぼくは個人事務所に帰りたいが、会社のデスクにぼくへの伝言が貼ってあるかもしれないと思い、いったん会社に立ち寄る。社内でぼくは、まだ開けていない横開きの木製ドアがあることに気づく。それを開けると、台所があった。ぼくはそこがとても重要な場所であると気づく。

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2月18日の夢(赤いお札)

 目覚めると狭い部屋の中いっぱいに赤いお札が、壁といわず床といわず散らばっている。この集落ではいろいろなしきたりがあるが、このお札があればそれを破ってもよいのだ。ぼくたちはこのお札を使って新しい生活を始めたいと思っている。「でも、このお札あまりに数が多すぎるんじゃない?」と妻が言う。

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2月12日の夢(詐欺師チーム)

 チャイムが鳴った。今日の契約の相手が到着したのだ。正面ゲートもうまく開錠できた。そのゲートを抜け、何台もの高級車が横並びの隊列を組んで走り込んでくる。ロータリーを威嚇するようにぐるりと一周し、運動場のように広いエントランスから両側に緑の豊かな坂道を登ってくる。
 契約を祝うパーティーが始まった。賑やかな談笑の中で、本当に彼らはぼくたちがこの会社の経営陣を装う詐欺師チームであることに気づいていないのだろうか。

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