徒然に本音

徒然に本音
「尻尾」
子犬が
じゃれあうように
人間同士が
どうして心を赦せないのか
御主人様に頭を
撫でてもらうのを
嬉しがるように
なぜ人は素直に喜べないのか
犬たちよ!
お前たちの尻尾は
そのつまらない答えを
知っているのだろう
「疑う」
人の愛情表現は様々で
時々 裁きたいのか
教えたいのか
解らなくなります
そこに愛はあるの?
そこに誠はあるの?
そこに真実は隠れているの?
「思い出」
振り返ると
今までやって来たことが
嘘になるようで怖いのかもしれない
けれど
愚かだったと笑えるから
振り返りたくなるかもしれない
「幸福のありか」
不幸そうに見えても
幸福な人がいる
幸福そうにみえても
不幸そうな人がいる
井の中の蛙は大海の在りかを知らない方が
幸せだったんじゃないかって…
「人の心」
真実を写し出すカメラがあればいいのに!
「神様」
例えば
私が泣いてるときは
慰めてくれて
例えば
私が疲れているときは
愚痴を聞いてくれて
例えば
私が強がってるときには
泣いてもいいよと
頭を撫でてくれて
例えば
私が逃げ出そうとすると
叱ってくれる
そんな都合のいい神様をさがして三千里
「恋」
あなたの大きさを
信じたくなった
飛び込んでいったら
受け止めてくれるような気がして
私の全てを
みせたくなった
「唄」
人生は、みんな唄で、できている
歌詞は自分で作れば
世界にひとつだけの歌
自分で唄えばさらに満足度100%
「詩」
詩を書いてるの?
とノートにきかれて
絵を描いてると答えた午後の色鉛筆

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