月別アーカイブ: 2010年2月

セピア色のビーナス

セピア色のビーナス 誰もいない絵画教室には 色褪せた口づけが置いてある 僕が初め … 続きを読む

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パンドラの罠

パンドラの罠 髪の毛 手の平 唇から媚薬 まばらな光 神が死んだ約束の日 繋いだ … 続きを読む

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命のリレー

命のリレー 無意識に動くものなど何もない この指にすら先祖の意志が刻まれている … 続きを読む

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遮断

遮断 医療事務の女性が着けるマスクは 認知症患者と口を聞かないために 薬品商談の … 続きを読む

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たくさんの

たくさんの たくさんのロングスカートを買ったんです エイチ・ナオトの黒いスカート … 続きを読む

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親愛なる王子様へ

親愛なる王子様へ 入社したての私は紺のジャケットと地味な白のブラウス 黒いタイト … 続きを読む

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散歩道

散歩道 人は死んで名を残す 鹿は死んで皮残す だからお前も何かで名を残せたらね … 続きを読む

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花ざかりの下で

花ざかりの下で 春眠は薄紅色の涙を喚ぶ 誰かが泣いてるの 私には聞こえるのだけど … 続きを読む

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青い闇

青い闇 退院できるというのに なぜ月は 南天でぼやけているのか 窮屈な檻の中 眺 … 続きを読む

カテゴリー: 04_携帯写真+詩 | コメントする

忘却と消去

忘却と消去 死みたいな詩を書き綴り 自分をデリートしたい夜 闇色のロングスカート … 続きを読む

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