月別アーカイブ: 2010年3月

爆弾発言の下で 桜の木の下には死体が埋まっているんだよ… 爆弾発言をした文学者は … 続きを読む →

時 恋人たちが一方通行の標識の下で 笑い合うべンチ 斜めの窓際で老人は最後の作品 … 続きを読む →

血を流す 男は汗をかく 女は血を流す それは化石にならない伝統 私の内にある｢女 … 続きを読む →

「雛罌粟心中」 家を捨ててきたと言う 雛罌粟が咲き誇る赤い心で 死にたいと言う … 続きを読む →

松ちゃん 昔な この井戸に嵌まって 死んだ子供がおるんよ だから 儂はな ここで … 続きを読む →

サヨナラ・ドクター HEY　ドクター どれくらいの罪に どれくらいの涙が似合うの … 続きを読む →

真昼の月 春琳の間をくぐり抜けて 見上げた空に真昼の月 風がトタンを激しくノック … 続きを読む →

虚無の詩 胸の空洞に私の魂の死体 命の灯火を奪われても 暗闇で泣いてはダメ 廃人 … 続きを読む →

「春の涙」 桜が泣く 花びらを散らしながら あなたの才能を狭めたと 僕は桜を恨ま … 続きを読む →

「雪の花」 貴方は瞳の虚空を映して 移ろいゆく景色に 粉雪の行方を占う 花は二つ … 続きを読む →