産土の母

目を開け未来開けと狛犬が口から発する「あ」から「ん」まで
早朝の神楽太鼓が一を打ち旅立つ時ぞと背中を押せり
産土に護られ生きたらこの町の千年杉の大きさは母

tukiyomi について

著作権は為平澪に帰属しています。 無断転写等、お断ります。
カテゴリー: 06_短歌 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です