02_詩」カテゴリーアーカイブ

木目を合わせる

(薄っぺらな一枚の板   一人じゃ何もできないけれど)      作業所で木箱を … 続きを読む

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老いた星

アルデバランの赤い星 老いた星が泣いている 夏も終わりの至彼岸 私が見上げた赤い … 続きを読む

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氷の迷宮

私のカイは北の塔に閉じ込められて、私、あるいは、 自分、についての謎解きをしてい … 続きを読む

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当たり前

真っ直ぐ見つめる瞳に映る 真っ直ぐな歩道を はみ出さずに歩ける人が この世にどれ … 続きを読む

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銀の記憶

銀の記憶 銀の鳥籠のなかに 白いインコがいます 右側に白猫のお母さん 左側に黒猫 … 続きを読む

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共食い

共食い 共食いの夢をみた 小さな車海老が 殻だけになった海老を バリバリと 食べ … 続きを読む

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売買

売買 私はいつも仕事場で フックのバリを ニッパーで切り落とす 作業で流れてくる … 続きを読む

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シャッフル

シャッフル スタバで混ぜられる泡だらけのエスプレッソの真ん中で 私は沈む 午後の … 続きを読む

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月 我慢できなくなった空から ゆらゆら ゆらゆら 焔(ほむら)が見えます お父さ … 続きを読む

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せんせい。

せんせい。 せんせい。 みんなが違うことばかり言うのです。 私の国は、日本だとい … 続きを読む

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