02_詩」カテゴリーアーカイブ

供物

供物 私たちはお互いに捧げものにする「生け贄」について 話し合ってました 私が家 … 続きを読む

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淋しい充電器

淋しい充電器 一万円札だけの旅 一万円札だけの価値 自分の電池が切れるまで 歩く … 続きを読む

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未来の魚

未来の魚 父は生きる 沈黙の中に 母は語る 夢のような言葉 私は横たわる 足りな … 続きを読む

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彼岸花の影法師

彼岸花と影法師 寂れた公園のブランコに 射し込む夕陽と 鱗雲 私を見下ろす背の高 … 続きを読む

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櫻狂(ハナクルヒ)

櫻狂(ハナクルヒ) 櫻(ハナ)に喚ばれたんだ、と少年(アナタ)は云った  (一) … 続きを読む

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墓標に名を彫る

墓標に名を彫る どれほど 強い自己愛だけで 詩を綴るのか 紙が腐る程の 自分が吐 … 続きを読む

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海を抱く

海を抱く あなたが こぼす一粒の海 その海の深さを私は知りたい あなたが今 眠れ … 続きを読む

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恋 なみだが ことばに なってしまう あなたが つぶやいた 一滴の海 そのいいわ … 続きを読む

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どこへ

どこへ 病院の食堂を占領して聞こえてくるのは 明日の仕込みや日替わり定食の在庫を … 続きを読む

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深海魚

深海魚 潰された光の魚群 盲しいた魚の涙は 静寂に押し込められた 鱗の形 珊瑚に … 続きを読む

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