02_詩」カテゴリーアーカイブ

夜想

夜想 茅の外には蟋蟀がか細い音を 隅々に通わせていた それは月光に曝された 虫の … 続きを読む

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祈り

祈り 祈り この細い道のりの 向こう側に 待っているひと 祈り 独りぼっちの部屋 … 続きを読む

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詩集がみつからない

詩集が見つからない 君にあげる詩集が見つからない 私の陳腐な言葉じゃ間に合わない … 続きを読む

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ハンマー

ハンマー おいらの家は解体屋だから、難しいことはよくわからねえ。  今日も親方に … 続きを読む

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執着

執着 夜が孤独を運び 激情が暗闇を 照らし出す あなたの匂いの 立ち込める一切の … 続きを読む

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孤独

孤独 宇宙が完全に時を止めたなら 人は空に憧れたりはしない 毎日が晴天ならば 一 … 続きを読む

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轍 残されたあと 君を想う 安いドイツワイン 白と赤の交わる夜 残されたあと 君 … 続きを読む

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積乱雲

積乱雲 どこかに積もった溜息が 舞い上がって塵も積もれば山となる 君の頭に積乱雲 … 続きを読む

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紅い紐

紅い紐 「お前が必要なんだ。」 「でも、俺は妻を愛しているし、故郷を離れたくはな … 続きを読む

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詩 例えばそれは 赤ちゃんの握り拳から 例えばそれは 浅い眠りから 例えばそれは … 続きを読む

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