「02_詩」カテゴリーアーカイブ

サイレン どこかで サイレンの音が聞こえてきます もう春です 日向ぼっこの子犬は … 続きを読む →

告白 今　貴方の声があれば 私は独りの夜に抱かれる 一度きりの 白いロングドレス … 続きを読む →

蝕まれた夜 黒いガーターベルトで手を縛めて 薔薇の蕾で身体を奏でて そして命令し … 続きを読む →

とおりゃんせ とおりゃんせ とおりゃんせ 私の未知数 夢の数々 とおりゃんせ 横 … 続きを読む →

泣く花 どんなに綺麗な言葉を並べても それは私の言いたい事じゃない どんなに綺麗 … 続きを読む →

ただのひと 働いて働いて 稼いだお金は ギャンブルに 喧嘩して喧嘩して 母は身重 … 続きを読む →

春嵐 幾つもの夜を抱いて 胸に描くは夜の月 春雨 憂い 夜の静寂に降る銀糸 闇に … 続きを読む →

ひだまり 夢見心地ですか 夜だというのに まだ遊び足りない と駄々をごねる あな … 続きを読む →

手紙 誰かに手紙を書いてみたい 水面を漂うせせらぎと 若葉が色づくような思いのた … 続きを読む →

ましろき月を紅に 切り取られた枠の中 微笑する貴女よ 夜々に言葉を降らせ あらゆ … 続きを読む →