02_詩」カテゴリーアーカイブ

仇人

仇人 胸の真ん中の常夜灯 ぬばたま色に点滅 凍える閨に入り 独り 歌を歌う液晶画 … 続きを読む

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晩餐

晩餐 確か猫の縄張り争いの鳴き声か 犬の不安定な吠え声で 三人は真夜中に起こされ … 続きを読む

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眠り姫

眠り姫 苦悩の夢から誘惑するのは ヒプノスの白い闇 一錠 征服されたあなたは 青 … 続きを読む

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夢のように

夢のように 春雨の温かさ体温の如し 掴めぬ虚空 君の姿なり 青空の寂寥を涙雨 水 … 続きを読む

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なぜを持って

なぜを持って 人は産声をあげた時 なぜを握って 産まれてくるのです なぜのどは渇 … 続きを読む

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青空から涙

青空から涙 青空を折りたたむような 終い事に追われ 広げた風呂敷も 今となっては … 続きを読む

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生 人は泣いて生まれてきたのです この世の光 未来と夢の翼を 信じて 人は泣いて … 続きを読む

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少年

少年 新聞紙とは 正反対の方向に 飛び出したがる 明日の犯罪者 遠い国で 死んで … 続きを読む

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恋人の種

恋人の種 空に手が届くくらいに 馬鹿みたいに幸せ 海の底で人形姫に プロポーズさ … 続きを読む

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爪紅

爪紅 思い出を欺いた朱印は 冷たい指先を恋しがって 月明かりの夜に 主のいない部 … 続きを読む

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