「02_詩」カテゴリーアーカイブ

「希望」が足りないね、と小さくレジで笑われた。 小銭の中には　絶望がびっしり入っ … 続きを読む →

夜、仏間でおつとめが終わり最後の合掌を済ますと、決まって 庭の古井戸から、ぽちゃ … 続きを読む →

（心）はいつも正しかったのに　（心）に一番遠いのは私だった （心）は全てのものを … 続きを読む →

透けすぎたナイロン袋に絹豆腐のラッピングパックの角が刺さって破れる。 都会の余波 … 続きを読む →

命のことなど問われれば とってもエライ国会議員 「七十歳になってもまだ生きて」っ … 続きを読む →

昭和という小さな家族の乗り合わせ 不思議で不可欠な力が運転していく昭和バス 十才 … 続きを読む →

声、一つ、同じではない 同じ言葉の意味を発しても、白、黒、黄色、 声一つとして … 続きを読む →

「母 」 「家庭に光を灯して共に」 煽り文句は便利なコトバ その言葉をバーゲンセ … 続きを読む →

となりの芝生が青いので ちょっと軽くやいてみた となりの芝生が青いので 火炎瓶も … 続きを読む →

恋 泳ぐこともできず 伝える手段もなく ただ与えられた囲いの中で 浮遊している、 … 続きを読む →