02_詩」カテゴリーアーカイブ

ボディレンタル

名刺を交換するように  お互いの身体を交換する いやッ、 あの 好感覚の感触が … 続きを読む

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赤提灯の音

その会が開かれたのは 誰も知らない下町の 赤提灯の中だった 自己紹介よりも先に  … 続きを読む

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バッドトリップ

とめ、はね、はらい、が  美しく表現できる ペンで 誰にでも 恋文みたいなことを … 続きを読む

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ファントム

服を脱いだら 頭だけになりなさい そのあとは 感覚だけで 頭と身体を 切断される … 続きを読む

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幻の人

バスの隣の席で 私の名をしきりに呼ぶ男がいる 私には 知らない隣の人 しかも 違 … 続きを読む

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喋るテレビ

あなたは 年老いた家の姿を見たことがあるか 台所からは 骨と皮だけになった皮膚の … 続きを読む

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帰還

海から星が産まれるように キラキラとしたものたちの共鳴で 光をつないでゆくように … 続きを読む

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靴  

裸足で畦道を走っていたのに これを履いたら畦道じゃない所も行けるよと 真っ白いス … 続きを読む

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ケムリ

ビジネスホテル 八階の 扉を開けたら 目の前に 大きなベッド 綺麗に片付けられた … 続きを読む

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淋しい傷口

ほっといてくれという淋しさの記号と かまって欲しいという悲しさのベクトルが イコ … 続きを読む

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