02_詩」カテゴリーアーカイブ

左手からオアシス

魂が彼女の肉体を超えているのに なぜ人は彼女の囲いばかり 目にして嗤うのか 動か … 続きを読む

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天花粉の丸い小箱にはいっていたのは 祖母や母が立ち切狭で廃品回収に出す前に 切り … 続きを読む

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時代/足元

御神輿は おまえは今日から御神輿様だ! 言われる腕たちに 嗤われるのを知っていま … 続きを読む

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シュレッダー

それは恋文でしたか 長く綴られた美しい文字でも 過去形になると 住所も名前も内容 … 続きを読む

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手紙

私をあまり怒らせないでくれないか おとなしく愛の詩集を手にするときに 透き通る言 … 続きを読む

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白猫語り

母猫が事故死して母乳の味を覚えることなく、 共に産まれた兄妹が運ばれた行方も知ら … 続きを読む

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ヒルコ

(狼娘のお宿は何処だ    それは夜ともなく昼ともなく 無差別に    数多の男 … 続きを読む

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鍵のかかる部屋

西日の射す部屋で 裾に黒い炭を付けたレースカーテン 輝きながら汚されていくことを … 続きを読む

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東京

乳の出なくなった母豚が  子豚を育ててくれるという、  やさしいニンゲンに預けた … 続きを読む

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月曜日の人

月曜日に来た人は とても穏やかな顔をして 私の頭を撫でてくれました 月曜日に来た … 続きを読む

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