06_短歌」カテゴリーアーカイブ

こぶし

こぶし 五分咲きの こぶし一本(ひともと)山裾に 握りし冬を虚空へ放つ こぶしよ … 続きを読む

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忍び愛

忍び愛 踏み出せば行方も知れぬ恋の道危うき事は覚悟の上で 君想う君に捧げし詠み歌 … 続きを読む

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徒花

徒花 恋しきは 春咲く花ぞ 桜草 我は徒花 捨て置きたまえ

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お正月と愛犬

お正月と愛犬 初春の 挨拶もせず 二度寝する 雲行き怪し 私と陽光 大晦日 金は … 続きを読む

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憎悪

憎悪 はじめから やり直します 人生も そう言えたなら 要らない包丁 金ばかり … 続きを読む

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秋雨

秋雨 秋雨が森を静寂(しじま)で包むようあなたの声が耳に降る午後 秋雨の中に佇む … 続きを読む

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曼珠沙華

曼珠沙華 恋に名があれば楽になる病 蝕まれた紅 毒 死人花 朱に染まり朱に交わり … 続きを読む

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花陰の祈り

花陰の祈り さざ波をたてる音に芯は濡れ記憶は薄く壊れた硝子 指に蜜薫りに秘密しっ … 続きを読む

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花葬と葬列

花葬 なんで生まれてきたんだろう地球の裏側聞いた質問 さよならと早く言いたいさよ … 続きを読む

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紅い旋律

紅い旋律 カルメンの カスタネットの 激しさに 狂乱乱舞男はタップ 君が抱く 君 … 続きを読む

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